【サッカー部落雷】熊本県教委が詳細調査委を設置へ 生徒は完全に意識が戻っていない状態

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熊本 2024.10.18 12:38

今年4月、宮崎市で熊本県立鹿本高校サッカー部の生徒が落雷を受けた事故について、熊本県教委は18日、事故の詳細調査委員会を設置することを明らかにしました。

この事故は今年4月3日、宮崎市のサッカーグラウンドに雷が落ち、遠征中だった鹿本高校サッカー部の生徒18人が搬送されたものです。このうち1人は現在も入院中で、目があいたり、まばたきをしたり、音への反応が見られたりするなど、徐々に回復している様子はあるもものの、完全に意識が戻っていないということです。

この事故を受けて県教委は、学識者や医師、弁護士などでつくる詳細調査委員会を設置することを明らかにしました。委員は6人を想定していて、現在、依頼中だということです。12月頃に第1回の会議を開く予定で、事故の原因や再発防止策などについて話し合い、県教委へ報告します。

白石伸一教育長は「委員会からの報告を受け再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。