「消費者金融と契約するだけで報酬」20代女性から200万円だまし取った疑いの男2人逮捕

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熊本 2025.04.10 11:12

20代の女性に「消費者金融と契約するだけで報酬がもらえる」と話を持ちかけ、現金200万円をだまし取ったとして、男2人が9日、逮捕されました。2人は同じ女性に「ガールズバーを出店する」と言って10万円をだまし取った疑いももたれています。

詐欺および窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の玉置聖人容疑者(23)と、福岡市南区の塗装業・小田藍樹容疑者(21)です。熊本中央警察署によりますと、2人は去年6月10日、合志市の20代女性に「消費者金融と契約するだけで報酬がもらえる」などともちかけ、女性の口座から現金200万円を盗んだ疑いがもたれています。

2人は、女性がスマートホンで契約してる時に金融機関の口座番号などを確認し、その後、契約内容を確認すると言って預かったスマートホンを操作してコンビニのATMから200万円を引き出したということです。

また、2人は1週間後の去年6月17日にも、同じ女性に対して「熊本にガールズバーを出店するからお金を貸してほしい」などとうそをつき、現金10万円をだまし取った疑いももたれています。

お金が減っていることに気づいた女性が警察に届け出たことで発覚しました。

2人は、別の女性に「消費者金融と契約するだけでお金がもらえる」などと持ちかけ約200万円をだまし取ったとして、去年12月に逮捕されていて、この時の被害者が知人である今回の被害女性に「良いバイトがある」などと2人を紹介したということです。

警察の調べに対し、玉置容疑者は「生活費が欲しかった」などと容疑を認める一方で、小田容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。警察は、玉置容疑者が説明などを行う主犯で、小田容疑者がサポート役だったとみていて、他にも同様の被害がないか捜査を進めています。