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永島由菜
永島由菜Nagashima Yunaアナウンス部 2019年入社

2023年8月執筆

Q.現在の仕事や役割について教えてください。

平日夕方の情報番組「てれビタevery.」(平日午後3時50分~午後7時)でMCを担当しています。視聴者の皆さんに分かりやすく伝えるため、スタッフと生放送が始まる直前まで話し合い、放送後は反省会をして翌日の放送に活かすようにしています。また、てれビタ内の『「初」にまつわるものを探す企画』で、県内の各市町村を巡っています。アポなしロケなので毎回どうなるか不安の中スタートしますが、県内の皆さんはとても優しい!温かく迎えてくれるので回を重ねるごとに熊本が好きになります。その他にも、昼のニュースやドキュメンタリー番組のナレーション、イベントの司会など毎日充実しています。

Q.KKTを志望した理由を教えてください。

採用試験が楽しく、自分のありのままで選考に臨めたからです。昔からテレビが大好きでした。家にいるときは常にテレビがついている家庭で育ったからか、幼い頃からアナウンサーに憧れ、就活では全国で気になった放送局を複数受けました。アナウンサーの仕事の中でも情報番組のMCになることが1番の目標。毎日てれビタで約2時間の生放送をしているKKTは私にとってとても魅力的でした。また地元の福岡県に近いことや、採用試験の過程で話す社員の人たちが明るく、風通しの良い社風が伝わったことからKKTで働きたいと思いました。

Q.KKTの良いところを教えてください。

相談できる先輩が多くいることです。仕事をする中で、上手くできなくて悩むことも当然あります。他の会社を経験したことはありませんが、KKTはどんなに忙しくても後輩の悩みに耳を傾けてアドバイスをしてくれる人が多いと思います。例えば、数年前、熊本地震特番で大きな仕事を任せてもらい、不安でいっぱいだったとき、ある先輩から「乗り越えたら自信につながる。ファイト!」と書かれた手紙をもらい、大きな力になりました。今も自分のデスクに飾ってその言葉に励まされています。また会社は長い時間過ごす場所。KKTの社屋は築年数が浅くきれいなところも実は重要なポイントだと思っています。

Q.仕事のやりがいを教えてください。

1番は「熊本の最前線を自分の目で見て伝えられること」だと思います。2020年熊本豪雨の際はアナウンサー1年目でしたが、発災直後から現場に入り、中継で何度も状況を伝えました。電線に絡まった家具や濁流に押し流されて骨組みだけになった家、泥まみれのぬいぐるみを側溝で一生懸命洗う女の子・・・きっとこの仕事をしていなければ見ることのない、信じがたい光景の数々を当時の自分なりに必死に言葉にしました。被災地を取材した経験を今後に活かすため、去年防災士の資格を取得。命を守る呼びかけをするために勉強中です。KKTはアナウンサーが原稿を書くことも多く、見聞きした情報を自分で伝えられることもやりがいだと思います。

Q.就活中の学生のみなさんへメッセージをお願いします。

最近改めて思うのは「番組は1人では作れない」ということ。テレビ画面に映っている人以外にも、番組にはカメラマン、音声、ディレクター・・・その他にも営業、編成など様々な部署の人たちがいて初めて番組が成り立ちます。テレビ局だけではなく、どんな仕事に就いてもチームの意識は忘れてはいけないと思います。また就活では自分のやりたいことを突き詰めることが大切。私は心が折れそうになった時「アナウンサーになって何をしたいのか」を具体的にイメージして自分を奮い立たせていました。辛いことも多い就活ですが、夢だった仕事ができるのは本当に楽しいです。皆さんが自分に合う仕事に巡り合えることを心から祈っています!

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