放送番組審議会

熊本地震の本震から9年となる日に放送された特集では、過去の災害で浮かび上がった課題を減らすことの大切さに加え、家族を失った遺族の心境や熊本城の復旧状況などを伝えました。
委員からは「遺族のコメントから、いまだ癒えない苦しさや心の痛みが非常に伝わってきた」「被災した時、健常者ではない方への配慮をどのようにするかという課題に気づかされた」などと評価する意見が出ました。
一方で特集の構成が、「胸をうつような遺族のコメントの直後に熊本城復旧の話題に移って、感情がついていけなかった」などの指摘もありました。